ヨツボシゴキブリ Paranauphoeta formosana Matsumura, 1913
【別名】 モンシロゴキブリ、ヨツボシサシガメゴキブリ、タイワンサシガメゴキブリ
【飼育難易度】 ★★★☆☆ 普通
【国内流通】 ★★★★☆ 多い
【成虫の大きさ】 約20~30 mm
【推奨ケースサイズ】 25×15 cm以上
【繁殖様式】 卵胎生
【プラ壁面歩行】 壁面を歩行できる
【分布】 台湾
【メモ】
モノトーンな色彩が魅力的なゴキブリです。飼育は比較的簡単ですが、油断するとだんだんと個体数が減っていきます。乾燥に弱い傾向にあるので、水分調整は注意が必要です。筆者は台湾の隣である八重山列島与那国島で見つからないかなぁと思って探していますが、現在の所見つけられていません。いたらいいなと思い与那国島に通っています。野外では樹皮下などから見つかるようです。
本種は日本では様々な名前で呼ばれますが、ここでは八田・佐藤 (1971) に従い、ヨツボシゴキブリを採用しました。
【参考文献】
八田耕吉・佐藤正孝, 1971. 琉球列島および台湾産ゴキブリ類の分布記録. 名古屋女子大学紀要, 17: 187-194.
Li Zin-Ran & Zong-Qing Wang, 2017. Updating the knowledge of assassin bug cockroaches (Blattodea: Blaberidae: Paranauphoeta Brunner v. W.): species from China and taxonomic changes in this genus. Entomological Science, 20: 302-317.
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