ヒメアカルリゴキブリEucorydia sp.

ヒメアカルリゴキブリ

ヒメアカルリゴキブリEucorydia sp.

【別名】       なし

【飼育難易度】    ★★☆☆☆ 難しい

【国内流通】     ★★☆☆☆ 少ない

【成虫の大きさ】   約10 mm

​【推奨ケースサイズ】 20×15 cm以上

【繁殖様式】     卵生

【プラ壁面歩行】   壁面を歩行できる

【分布】       マレーシア 

 

【メモ】

 野外での詳しい生態は不明ですが、乾燥した環境に生息しているようです。海外ではE. maxwelli として流通しておりましたが、各部を比較するとどうやら別種のようだったため、ここではsp. としています。現在日本で流通しているルリゴキブリ属の中で最も小さい種です。生息環境が特殊なようで、環境も小さいことから現在流通している個体たちをうまく累代していかなければペットルートから姿を消してしまう恐れがあります。ルリゴキブリ属の多くの種は飼育が簡単ですが、本種の飼育は難しく、なかなか思い通りに殖やすことができません。

 当方の飼育では、床材に腐葉土とミズゴケを混ぜたものを使い、その上にコルク樹皮を置き乾燥気味に維持したセットで複数の累代に成功しています。エサは他のルリゴキブリ属同様、マウスフードや昆虫ゼリーを食べます。

 

卵鞘を保持したメス成虫(飼育下)
卵鞘を保持したメス成虫(飼育下)

 

孵化したばかりの幼虫(飼育下)
孵化したばかりの幼虫(飼育下)

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