バサリスサシガメゴキブリParanauphoeta basalis

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バサリスサシガメゴキブリ Paranauphoeta basalis (Serville, 1838)

【別名】       なし

【飼育難易度】    ★★★☆☆ 普通

【国内流通】     ★★☆☆☆ 少ない

【成虫の大きさ】   約25~30 mm

​【推奨ケースサイズ】 25×15 cm以上

【繁殖様式】     卵胎生

【プラ壁面歩行】   壁面を歩行できる

【分布】       マレーシア、インドネシア

 

【メモ】

 前胸背板側縁に赤いラインを持つイカしたゴキブリです。上翅には基部に勾玉型の白色紋を持ち、それ以外が黒色です。この模様が天使の羽のように見えるため、Paranauphoeta sp. “Angel wing”という名称で取引されていたのを目にしたことがあります。おしゃれ。

 野外では湿潤な森林内の樹皮下などで見つかります。飼育は特に変わったところはなく、他のParanauphoeta属同様の方法で飼育繁殖が可能です。乾燥に弱いため水切れには注意が必要です。日本での流通は少なめです。

 

【参考文献】

 Li Zin-Ran & Zong-Qing Wang, 2017. Updating the knowledge of assassin bug cockroaches (Blattodea: Blaberidae: Paranauphoeta Brunner v. W.): species from China and taxonomic changes in this genus. Entomological Science, 20: 302-317.

 

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バサリスサシガメゴキブリの生息地(マレー半島)

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