ハレギゴキブリTherea nuptialis

ハレギゴキブリ Therea nuptialis (Gerstaecker, 1861)

【別名】       なし

【飼育難易度】    ★★★☆☆ 普通

【国内流通】     ★★☆☆☆ 少ない

【成虫の大きさ】   約25~30 mm

​【推奨ケースサイズ】 25×15 cm以上

【繁殖様式】     卵生

【プラ壁面歩行】   壁面は歩行できない

【分布】       インド 

 

【メモ】

 ポップな柄で人気のTherea属の新星です。他のThereaと同様、乾燥環境で飼育が可能ですが、本種のオスは飛翔することが可能なので飼育作業時は脱走されないように注意が必要です。成長は少し遅めのようですが、幼虫は非常に丈夫です。繁殖については、当方では27℃ほどの環境で問題なく産卵・孵化しています。種小名のnuptialisは「結婚」や「結婚式」を表わすようです。記載論文を見ても命名の理由などを見つけられなかったのですが、本種の色彩が結婚式で着る美しい服のような色彩であることからこのように名付けたのでは?と考えます(違ったらごめんなさい)。記載者は本種と似た模様を持つ別の昆虫にも同じ種小名を付けており、模様に関する種小名なのでしょう。ということでハレギ(晴れ着)ゴキブリと呼称しています。

羽化直後のオス成虫

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