キボシクサリトイゴキブリ Thyrsocera spectabilis

キボシクサリトイゴキブリ Thyrsocera spectabilis Burmeister, 1838

【別名】       なし

【飼育難易度】    ★★☆☆☆ 難しい

【流通量】      ★★☆☆☆ 少ない

【成虫の大きさ】   約15~25 mm​

​【推奨ケースサイズ】 25×15 cm以上

【繁殖様式】     卵生

【プラ壁面歩行】   壁面を歩行できる

【分布】​       マレーシア、インドネシア、スリランカ、ネパールなど

 

【メモ】

 まるでおもちゃのような色彩のゴキブリです。前胸背板の斑紋は産地によって3タイプの変異があるとされています。触角の形が面白く、鎖樋状で、メスでは途中が膨らみます。日本では2020年から飼育されるようになった新顔のゴキブリです。飼育自体はそこまで難しいわけではないのですが、当方では3世代目から急激に繁殖スピードが落ち、卵鞘がほとんど孵化しなくなりました。本種の飼育時の注意点としては、飛翔能力が高いため、飼育作業時は部屋を閉め切り、飛び出しても捕獲できるように準備する必要があります。

 

羽化直後のオス成虫(飼育下)

 

交尾(左下メス、右上オス:飼育個体)

 

産み付けられた卵鞘(飼育個体)
基材で隠されている

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